(2)「予て」の意味
聞いたことはあっても、意味を知り正しく使うのが社会人です。
しっかり理解しておきましょう。
「予て」の意味は、「前もって」「あらかじめ」「前々からずっと」。
過去に経験した、もしくは認識していた様子のことをいいます。
また、「~より」をプラスすることで、「前から~している」という強いイメージに。
非常に便利な言葉なのです。
また、日数を示す語の下につくことで、「~前から」という意味にもなります。
(『広辞苑より』)
(3)「予て」と「兼ねて」は同じ?
「かねて」と聞くと、こちらの「兼ねて」を思い浮かべる人もいるでしょう。
どちらも同じ意味を持ちますが、若干違う点が。
「兼ねて」の「兼」には「かねる」「あわせもつ」という意味があります。
そのため、○○と△△などふたつのこと行うときに使うことが多いです。
「かねて」を使うのであれば、シンプルに「予て」にしましょう。
(『広辞苑より』)
(4)「予て」の類語
「予て」の類語はさまざまあります。
「従来」「常々」「かねがね」「あらかじめ」「前もって」などです。
どの類語も「もともと」や「前から」といったニュアンスのものになります。
「あらかじめ」や「前もって」は意味にもなっているため、しっくりするでしょう。
読めそうで読めない漢字「予て」。
ビジネスシーンやプライベートでも使うことができるため、ぜひ使ってください。
正しく理解して使うことで、知的度もアップしますよ。
(恋愛jp編集部)