(2)「仙人掌」の意味
「サボテン」とは、サボテン科の常緑多年草で、南北アメリカ大陸に生息しています。
乾燥地帯であれば海岸から高山まで幅広く分布し、その種類は豊富です。
一般的なものは柱状のハシラサボテンや、球形のサボテンですが、紐状、扁円板状、普通の樹木に似ているものまで、外見はさまざまです。
サボテンの表面に生えているトゲは、葉が変形して固くなったもの。
トゲトゲしい表面からは想像がつかないほど、可愛らしい花が咲きます。
観賞用にミニサボテンを育てている人も多いですよね。
(『広辞苑』より)
(3)「仙人掌」の名前の由来
ここで、「サボテン」の名前の由来を調べてみましょう。
諸説ありますが、石鹸の意味であるポルトガル語「サボン」と「手」が組み合わさったと言われています。
一部のサボテンには、油を落とす石鹸としての効果があります。
手の汚れを落とす石鹸(サボン)が合成され、「サボテン」と呼ばれるようになったようです。
また、サボテンは「覇王樹」とも書きます。
いずれにしても、神聖かつ強さを感じる名前ですね。
(『広辞苑』より)
「仙人掌」は、音読み、訓読みでどのように読んでも「サボテン」とは読めません。
そのため、初めて「仙人掌」の字を目にした方は、読めない場合が多いのです。
読み方を把握しておけば、いざというときに一目置かれるかもしれませんね。
(恋愛jp編集部)