(2)「鞭撻」の意味
「ご指導ご鞭撻お願い申し上げます」とビジネスシーンで使うことはあれど、「鞭撻」の意味を把握していないという方も少なくありません。
そこで、「鞭撻」という言葉の意味をご説明いたします。
「鞭」とは「馬などを打つムチ」、「撻」とは「打つ」動作を指し示すもの。
つまり、「鞭撻」とは「ムチを打つこと」。
転じて、教導のための厳しい言葉や行為を指します。
間違ったことをした際に、目上の人からかけられる戒めという意味合いのため、「指導」よりさらに厳しい印象がある言葉です。
(『広辞苑』より)
(3)「鞭撻」の使い方
それでは実際に、「鞭撻」という言葉はどのようなシーンで使用できるでしょうか?
まずよく使用するのがビジネスシーンでの挨拶です。
自己紹介の後に「ご指導ご鞭撻の程、宜しくお願いいたします」と伝えられます。
また、結婚式で新郎から参列者全員へのスピーチにも、よく使用されていますよ。
(『広辞苑』より)
何気なく結びの挨拶として使っているかもしれない「鞭撻」という言葉。
読み方はもちろん、意味や使い方は把握できましたか?
正しく読み、使用することで、仕事がデキる印象を作ることもできるはず。
ぜひ活用していってくださいね。
(恋愛jp編集部)