(2)「鹿尾菜」の意味
「鹿尾菜」とは海産の褐藻で、ヒバマタ目ホンダワラ科の一種です。
その長さは1mに達するほどで、生の状態では黄色から黄褐色となっています。
ひじというと、小粒で黒々した干しひじきのイメージなので、大きくて黄に色づいているのは意外ですね。
食用として採取したものは鉄釜で煮たのち天日乾燥するため、黒褐色に変色します。
(『広辞苑』より)
(3)「鹿尾菜」の旬
家庭の食卓によく出てくる「鹿尾菜」ですが、植物なので旬があります。
その時期は春で、3月から5月にかけて、暖かい時期に市場に出回るのです。
和歌や俳句に使われる春を表す季語としても、「鹿尾菜」は活用されています。
身近で飾り気がないものの、親しみのある季語となっているのですね。
(『広辞苑』より)
「鹿尾菜」の読み方をご紹介いたしました。
身近な「ひじき」が、難解な読み方で当てられるなんて意外だったのではないでしょうか?
ひじきを食べる際は、漢字名の「鹿尾菜」を話題に挙げてみると盛り上がるかもしれませんね。
(恋愛jp編集部)