今さら聞けない!結婚式などでよく見かける【芳名】の読み方と意味って?

今さら聞けない!結婚式などでよく見かける【芳名】の読み方と意味って?

(2)「芳名」の意味

「芳名」とは「誉れのある名前」「よい評判」といった意味があります。
「芳」という字は「かんばしい」と表し、美しいことや香りがいいこと、立派であることなど、よい状態であることを指すのです。

転じて、他人の名前の尊敬語として「芳名」を使用します。
どのようなシーンで「芳名」を使うのかも、併せて把握しておきましょう。
(『広辞苑』より)

(3)「芳名」の使い方

「芳名」を使うシーンとして一般的なのは、結婚式にまつわることでしょう。
招待状の返信はがきで、招待客の名前を記入する欄に「御芳名」と記されているのを、目にしたことはありませんか?

また、受付で招待客の名前を記入するリストを「芳名帳」と呼びます。
「芳名」はあくまで相手を尊重する意味となっているので、自分の名前に対して使用するのは間違いです。

招待状を受け取った場合、「御芳名」の「御芳」の部分は二重線で消すのがマナーですよ。
(『広辞苑』より)

よく見かける「芳名」の文字ですが、なぜ「芳」が付くのか、初めて知った方も多いはず。
ですが今回調べてみて、読み方も意味もバッチリ把握できたのではないでしょうか?

今後も日本語への理解を深めていってくださいね。

(恋愛jp編集部)