知っているようで知らない…【抑】これ一文字でなんて読む?

知っているようで知らない…【抑】これ一文字でなんて読む?

(2)「抑」の意味

「抑」とは、上を受けて下を説き起こすのに用いる語。それというもの。
改めて、文を説き起こすのに用いる語。それにしても。一体。そもそも。という意味です。

「そもそも」は、普段の生活でも頻繁に言っているでしょう。
改めて言ったり、それにしてもなぜ?と思ったりする場面がほとんど。

意味にすれば、そもそもも堅いイメージになるのではないでしょうか。
(『広辞苑より』)

(3)「抑」の使い方

話し言葉でよく使われる「そもそも」。
名詞として使われるのではなく、文と文を接続する接続詞や副詞として使われます。

では、抑の使い方を見ていきましょう。
「抑、私がここにいる意味が分からない」

「あなたはこう理解しているけれど、抑、この意味は……」
上記で挙げた意味を文にすると、このような使い方になります。

あなたも普段、このような感じで「抑」を使っているのではないでしょうか。
(『広辞苑』より)

(4)「抑」の類語

「そもそも」と似た意味をもつ類語をご紹介しましょう。
類語には、「元元」「本来」「大体」という漢字が当てはまります。

「元元」の意味は、もとから。もとより。元来。
「本来」の意味は、ありのままであること。もともと。はじめから。元来。

当然そうあるべきこと。あたりまえといったものがあります。
「大体」の意味は、もとはと言えば。そもそも。

これらは、根本的からというニュアンスで使うことが多い言葉になります。
そもそもと非常に似ている言葉ですね。
(『広辞苑』より)

口で言うと簡単ではありますが、漢字で表すと意外と難しいもの。
文字で書く機会はないものの、サラッと読めるあなたはステキですよ。

(恋愛jp編集部)