(2)「不知火」の読み方の正解は?!
ではさっそく、「不知火」の読み方の正解を発表したいと思います。
実は、「不知火」は「しらぬい」と読むのです。
正解を聞くと、「なるほど!」と納得できたのではないですか?
(『広辞苑』より)
(3)「不知火」の意味は?
では「不知火」ってどんな意味なのでしょうか。
景行天皇が海路火の国(肥前・肥後)に熊襲を征伐した際のこと。
暗夜に多くの火が海上に現れたので、無事に岸に船をつけられたという故事です。
九州八代海岸の名物で、旧暦七月晦日頃の夜に見える無数の火影。
夜光虫などの説がありますが、島賊釣船の漁火とする説が妥当に近いようです。
(『広辞苑』より)
(4)「不知火」や「不知」を使った言葉
九州の西岸にある八代海湾を「不知火海」といいます。
九州本土と宇土半島と天草島とに囲まれた海のことをいうそうですよ。
「不知」に「顔」がつくと「不知顔」となり、「しらぬがお」と読む。
「不知顔」は「知りながら知らぬふりをすること」を意味します。
(『広辞苑』より)
よく知っている簡単な漢字でも3つ合わさると、一気に難しくなりますよね。
漢字が読めることを自慢しても、きっと「どういう意味?」と質問されてしまうでしょう。
「不知火」は、意味も含めてバッチリ覚えておきたい言葉です。
(恋愛jp編集部)