「たて」じゃない…?!【縦】もう1つの読み方、知ってる?ヒントは5文字!

「たて」じゃない…?!【縦】もう1つの読み方、知ってる?ヒントは5文字!

(2)「縦」の意味

「縦」は、「自分の思うとおりにふるまうさま」が意味になります。

文字通りといった意味でしょう。

(『広辞苑』より)

(3)「縦」の由来

「縦」と「ほしいまま」は正直関係性がよくわかりませんよね。
由来はイメージによるもので、縦に伸び放題ということからきています。

伸び放題の時点で思うままの言葉にピッタリ。
そんな様子から、この漢字を当てはめた昔の人はすごいですよね。

実は「ほしいまま」にはほかの漢字もあります。
「恣」「擅」が「ほしいまま」と読むのです。

「恣」の由来は、「勝手気まま」といった意味からこの字が当てられました。
「擅」の由来は、「一人で勝手にする」といった意味からきています。

どちらもいいイメージからはつけられていませんね。

同じ読み方であっても、「恣」も「擅」も「縦」も由来は別物。
それほど「ほしいまま」にはさまざまな思いが重なっているのでしょう。

(『広辞苑より』)

(4)「縦」の使い方

最後に、「縦」の使い方をご紹介。

「縦な振舞い」
「眺望を縦にする」
「権力で社員を縦にする」

口で表現することが多い言葉ですが、ぜひ書く機会があった際は披露してください。

(『広辞苑』より)

一文字で読むには難読漢字の「縦」。
ほしいままにしてみたい思いはあるものの、由来を見ると複雑ではないでしょうか。

話題作りとして、大人な知識を持ち込んでみるのもアリですよ。

(恋愛jp編集部)