(2)「堆い」の意味
「堆い」とは、「もりあがって高い。積もって高い」といった意味があります。
「堆」自体、「積みあげる。高く積もったもの」という意味に。
「堆」の字が入る「堆積」や「堆肥」も積み重なってできたものを表すので、非常に理解しやすいでしょう。
ただし、あなたの机の上が堆い状態はいいとはいえませんよ……。
(『広辞苑』より)
(3)「堆い」の使い方
「堆い」の使い方のご紹介。
「書類が堆く積まれている」
「子どもが一生懸命本を堆く積んでいる」
「掘り起こした土が堆く積まれ、まるで山のようになっている」
もりあがり、高くなっている部分に対し、「堆い」は使われます。
堆くならないよう、机の上は整理整頓を心がけてくださいね。
(『広辞苑より』)
(4)「堆い」と「うず高い」は同じ?
「うずたかい」に対し、「うず高い」と表記するものもあります。
これは「堆い」と同じ位置づけなのでしょうか。
残念ながら、「うずたかい」は「堆い」しかありません。
なんでも載っている広辞苑にさえ、「うずたかい」は「堆い」しか表記されていないです。
ただし、少しずつ「うず高い」も広まりつつあります。
誤用から「うず高い」は始まっています。
ですが、本来の「うずたかい」は「堆い」しかないので覚えておいてください。
(『広辞苑』より)
ものが積み重なったさまを表す「堆い」。
これだけで「うずたかい」と読むのはなかなかの難読漢字です。
知識も堆くなっていくよう、これを気に自身を磨くのはいかがでしょうか。
(恋愛jp編集部)