(2)「嬲る」の意味
「女」を「男」で挟んでいることから、なんとなく察するでしょう。
「嬲る」には、下記のような意味があります。
「からかっておもしろがる」「責めさいなむ。いじめる。悪意をもって愚弄する」「手でもてあそぶ」
あまりいい意味としては使われません……。
しかし、このような光景はよく目にしているでしょう。
嬲るとしてのいじめるは、イジるといったニュアンスになり、精神的に追い込むようなものではないです。
髪の毛を手であそぶことも、嬲ると言いますよ。
ウソのような本当の話ですが、「嬲る」には「嫐る」があります。
「女」を「男」で挟んだ漢字になり、読み方も意味も同じです。
今では見かけることはないですが、珍しい漢字になります。
雑学として覚えておくといいでしょう。
(『広辞苑』より)
(3)「嬲る」の使い方
意味のとおり「嬲る」は、あまりいい使い方をしません。
そのため、プライベート以外の場面では使わないほうがいいです。
使うとするなら、下記のような感じで使います。
「○○、この間の合コンで男の人を嬲っていたわよ」
「田舎者だからって嬲られた」
「あの人はすぐ若い人を嬲るよね」
非常に陰な雰囲気ですが、このようなシーンになります。
使う際はシーンを考えて使うようにしましょう。
(『広辞苑より』)
「男」と「女」の組み合わせで「嬲る」。
漢字からして、「男」と「女」の関係は複雑なものであることがよく伝わります。
使う場面があれば、ぜひ使ってみるといいでしょう。
(恋愛jp編集部)