(2)「強か」の意味
「強」という字があるように、力強い関連の意味として使用します。
「強か」には、「非常に強いさま。てごわいさま」「いかめしいさま。しっかりしているさま」と2つの意味が存在。
強かには、もう1つ意味があるのですが、これは副詞的に使われます。
意味は、「甚だしいこと。たくさん」です。
しかし、今は「強か」は悪いイメージとして使われています。
(『広辞苑』より)
(3)「強か」の語源
「強か」に対する語源ではなく、「したたか」に対し語源があります。
「したたか」は「確か」を意味する「した」に、接尾辞の「か」から構成されています。
「したた」は「した」が重なり変化したものです。
これが「したたか」の語源になります。
あとから「強」を当て、「強か」となったのです。
当て字であっても「強」を使うのには違和感はないので、納得といえるでしょう。
(『広辞苑より』)
(4)「強か」の使い方
「強い」という意味をもつ「強か」ですが、誰にでも使うことができます。
さっそく使い方をみていきましょう。
「山奥で強かに1人生活をしているおじいさん」
「強かな女性には参ったよ」
「掃除し終わったキレイな床ですべり、腰を強かに打った」
(『広辞苑』より)
いい意味にも悪い意味にも使われる「強か」。
しかし、強いと言われていることには変わりないので、気分を悪くしないでくださいね。
どちらにも使える言葉であることには間違いないです。
(恋愛jp編集部)