(2)「嗽」の意味
普段何気なく口にしたり行っている「嗽」。
水などを口に含んで、口やのどをすすぐことを意味します。
「嗽う」と送り仮名を付ければ「うがう」と読め、「うがいをする」「口をすすぐ」という意味をもった動詞となるのです。
風邪やインフルエンザの予防にもつながり、歯磨きでも行う「嗽」は、日常では欠かせない動作ですね。
(『広辞苑』より)
(3)「嗽」の異なる読み方
「嗽」は「うがい」と読みますが、実はその他にもいくつか読み方があります。
音読みであれば一文字で「そう」と読み、嗽をすることを「嗽口(そうこう)」「含嗽(がんそう)」と表すのです。
また、嗽以外にも、咳をすることを「嗽咳(そうがい)」といいます。
送り仮名をつけて「嗽ぐ」と書けば「くちそそぐ」「くちすすぐ」とも読めるでしょう。
「嗽」と同意義の「口の中を洗い清める」ですが、「名文を味わい学ぶ」という意味も併せもっています。
文学的な意味となっているので、活用するのも素敵ですね。
(『広辞苑』より)
「嗽」の必要性はますます高まっています。
欠かさず毎日何度も行うことで、感染予防につなげることもできますので、忘れず実行してくださいね。
併せて「嗽」の文字を覚えることで、知識の幅も深められるでしょう。
(恋愛jp編集部)