(2)「翻車魚」の意味
「翻車魚」を目にする機会はあっても、どんな生物なのかは知らない方も多いのでは?
「翻車魚」はマンボウ科の海産の硬骨魚で、全長はなんと4m。
皮膚は革のようになめらかで、銀色の見た目が屈強にも見えます。
ですが、海面に浮いてひなたぼっこをすることも多々ある、可愛らしい生き物なんです。
半開きに見えるぽってりした唇が少しお間抜けな印象もありますよね。
(『広辞苑』より)
(3)「翻車魚」の由来
あのマンボウが「翻車魚」と表記される由来も、併せてご紹介しますね。
「翻」は「ひるがえる」「ひっくり返る」という意味をもち、「車」は車輪を表現しています。
魚としては独特の、車輪のような丸い形をしているマンボウは、海面で横向きに浮かんでいる姿が度々見られますよ。
その姿が、ひっくり返った車輪のように見えたのかもしれません。
水族館では浮いている姿を見る機会はほとんどないので、目にしたことがあるなら貴重ですよ。
(『広辞苑』より)
「翻車魚」の読み方は把握できましたか?
当て字ということもあり、一発で読み解けた方は少ないでしょう。
この機会に覚えておき、水族館で「翻車魚」を見つけた際は知識も披露してみると驚かれるかもしれませんね。
(恋愛jp編集部)