(2)「襯衣」の意味
「襯衣」つまりシャツとは、上半身に着る肌着や、ワイシャツなどの中着や上着として着るものを意味します。
そして「襯衣(しんい)」は、「肌着、襦袢」のことです。
読み方でもご紹介した「襯衣(しんい)」と意味が通じるところがあり、シャツに「襯衣」の字を当てたと考えられます。
現代では「襯衣(しんい)」という言葉を用いることはほとんどなく、意味も通じることは少ないでしょう。
その分、「シャツ」という言葉が浸透し、幅広く用いられています。
(『広辞苑』より)
(3)「襯衣」以外の衣類
肌着、中着、上着を意味する「襯衣」。
では、シャツ以外にも漢字で表せる洋服はあるのでしょうか?
元は陸軍用語ではありますが、ズボンを「軍袴(ぐんこ)」と言い表していたこともあるようです。
また、スカートは「裳」と書き、「も」または「しょう」と表すこともできます。
すでに馴染んでいる洋服の名称も、成り立ちを調べることによって、服の歴史を辿れそうですね。
(『広辞苑』より)
今回は「襯衣」の読み方についてご紹介しました。
シャツを漢字で表記できることに、驚いた方も多いのではないでしょうか?
周囲の人にも教えてあげれば、びっくりさせると同時に知識を披露できるかもしれませんよ。
(恋愛jp編集部)