(2)「骨牌」の意味
骨牌(カルタ)遊びはご存知の方も多いでしょうが、意味をおさらいしておきましょう。
骨牌は小さい長方形の厚紙である「札」を用いた遊びです。
札は「文字札」と「絵札」に分かれ、「文字札」を読み手が読み上げたら、それに対応する「絵札」を取り人が取ります。
読み手は1人、取り人は数人の場合が多く、いちばん多く札を取った取り人の勝ちです。
花札やいろはカルタ、トランプなど種類が多く、札によってルールも多少変化する遊びですね。
お正月の風物詩として見られることも多いため、「骨牌」の季語は新年となっています。
(『広辞苑』より)
(3)「骨牌」の由来
それでは、「骨牌」の語源や由来も調べてみましょう。
「骨牌」は元々ポルトガル語であり、英語では「カード」を意味します。
漢字表記の「牌」は「ふだ」「こま」「メダル」という意味。
「骨」が付いているのは、中国からの漢語を当てはめたからだと考えられています。
また、カルタを「歌留多」と表記する場合もあり、こちらの漢字の方が馴染みがある方も多いでしょう。
(『広辞苑』より)
今回は「骨牌」の読み方や意味について調べてみました。
「歌留多」は読めても「骨牌」はわからなかった、という方も少なくないでしょう。
もし「骨牌」で遊ぶ際には、漢字表記の知識を披露してみると驚かれるかもしれませんね。
(恋愛jp編集部)