(2)「馴鹿」の意味
サンタさんと一緒にイラストに描かれることも多い「馴鹿」は、クリスマスシーズンになると描かれることが多々あります。
いずれも立派なツノをもち、体長は2mほど。
ただし、雌のツノは小さいので、イラストに描かれている「馴鹿」は雄であることが多いと見受けられますね。
「馴鹿」は北極圏に広く分布し、北ヨーロッパやシベリアなど寒い地方で家畜として飼われる生き物。
そのため、クリスマスという冬のイベントにおいても、寒さに強いことからサンタさんのお供に選ばれたのかもしれません。
(『広辞苑』より)
(3)「馴鹿」の由来
それではなぜ、トナカイを「馴鹿」と表記するのでしょうか?
「馴」は「馴れる」という意味をもちます。
「人に慣れた鹿」つまり「家畜化された鹿」という意味で、「馴鹿」という漢字が与えられたのかもしれません。
また、「トナカイ」という言葉はアイヌ語から由来しています。
アイヌ語の呼称は「トゥナッカイ」なので、ほとんどそのまま日本語になったのですね。
(『広辞苑』より)
今回は「馴鹿」の読み方や意味についてご紹介しました。
クリスマスシーズンに家族や友人に出題してみても盛り上がりそうです。
親しみ深い動物なので、ぜひ覚えておきましょう!
(恋愛jp編集部)