(2)「倚藉」の意味
「倚藉」とは、「よること。頼ること」という意味です。
あまり見かけない言葉ではありますが、誰かに頼るときに使う言葉です。
人や物に頼る場面が多いでしょう。
そのときの行動が「倚藉」に該当します。
知らないだけで、「倚藉」は日常に密着している言葉なのです。
(『広辞苑』より)
(3)「倚藉」の成り立ち
「倚藉」は、どのような意味で成り立っているのでしょうか。
それぞれの漢字の意味を紐解いていきましょう。
「倚」とは、「よる。よりかかる」「たよりにする」という意味があり、「藉」とは、「かす。かりる」という意味があります。
人や物から困っている人に力などを貸し、頼りにする。
このような意味から、「倚藉」という言葉が成り立っています。
それぞれの漢字は意味をもっているので、バラバラに意味を調べるといいでしょう。
(『広辞苑より』)
(4)「倚藉」の類語
最後に、「倚藉」の類語をご紹介します。
「頼る」「依頼」という言葉が類似しているでしょう。
それぞれの意味をご紹介します。
「頼る」とは、「よりすがること。たのみとする」という意味です。
「依頼」とは、「他人を頼みにしてよりかかること」にいう意味になります。
知識として、ぜひ覚えておきましょう。
(『広辞苑』より)
難しそうにみえる難読漢字の「倚藉」。
意味を知れば、意外と使う場面が多い漢字ではないでしょうか。
誰かになにかを頼む際、「倚藉」を使って周囲を驚かせてみてください。
(恋愛jp編集部)