(2)「空隙」の意味
「空隙」は文字どおり、「すきま」を意味しています。
読み方は難しいものの、意味は非常にシンプルな漢字です。
すきまを「空隙」として言っても、なんら問題ありません。
むしろ知的な感じがするので、まわりからの印象もよくなるでしょう。
しかし、相手が理解していればです……。
(『広辞苑』より)
(3)「空隙」の使い方
「空隙」の使い方を、例文を用いてご紹介します。
「心に空いた空隙を食で埋めて寂しさを紛らわす」
「冷蔵庫と壁の間に空隙ができてしまうので、その無駄を省きたい」
普段使いの言葉ではないものの、すきまを「空隙」にするとこのような感じになります。
(『広辞苑』より)
(4)「空隙」を使った言葉
「空隙」を使った言葉として、「空隙率」と「空隙歯列」です。
「空隙率」とは、多孔質の物質の全容積に対する、その中に含まれるすきまの容積の割合。
岩石・土・スポンジなどが、それに該当します。
これは孔隙率と同じ意味です。
「空隙歯列」とは、俗にいうすきっ歯のこと。
歯と歯の間にすきまが生じることで、このような歯列になります。
(『広辞苑』より)
すきまのことをさす「空隙」。
読み方だけ聞くと恐ろしい感じがしますが、意味は非常にシンプルです。
空隙が必要な今だからこそ、知っておくといい言葉ではないでしょうか。
(恋愛jp編集部)