(2)「鴛鴦」はどんな鳥?
鴛鴦とは聞くものの、どんな鳥かはよくわからないことも。
ここでは、鴛鴦についてご説明しますね。
鴛鴦とは、カモ目の水鳥です。
オスとメスでは違いがあり、キレイな色の羽をしているのがオスになります。
控えめな色の羽をしているのがメスです。
体は小さく、オスとメスはつねに一緒にいます。
つねに一緒にいる様子から、仲睦まじいカップルや夫婦を鴛鴦夫婦と呼ぶようになりました。
なぜ仲良しのことを鴛鴦夫婦と呼ぶのか、謎が解けたのではないでしょうか。
そして、一般的には鴛鴦は漂鳥です。
しかし、鴛鴦の中には冬に渡ってくる鳥もいるます。
(『広辞苑』より)
(3)「鴛鴦」はほかにも意味がある
「鴛鴦」には、鳥としてだけではなく、ほかにも意味があります。
一つ目に、夫婦・恋人の仲よく常に一緒に連れ立っているさま。
二つ目に、女性の髪の結い方も鴛鴦には含まれているのです。
鳥の鴛鴦と一緒に覚えておくといいでしょう。
(『広辞苑』より)
(4)「鴛鴦」は本当におしどり?
つねにパートナーと寄り添っているたとえとなった鴛鴦。
しかし、本来の鴛鴦はそのイメージとはかけ離れています……。
交尾をし、メスが卵を産むまでは協力的です。
しかし、ひと度メスが卵を生むと興味がなくなったかのようにサーッと消えます。
おまけに、毎年メスを変えるなかなか強者。
本当の鴛鴦はこのような生態なのです。
(『広辞苑』より)
仲良しの象徴といわれる「鴛鴦」。
意外な生態内容に驚きを隠せない人もいるでしょう。
しかし、鴛鴦夫婦は理想の姿であるため、ぜひ覚えておいてくださいね。
(恋愛jp編集部)