(2)「齷齪」の意味
「齷齪」には、二つの意味があります。
一つ目に、「心が狭く小さなことにこだわること」。
二つ目に、「休む間もなく、せかせかと仕事などをすること」です。
見てのとおり、「齷齪」はあまりいい意味では使われません。
どこか余裕のなさを感じずにはいられない言葉です。
これを言われる、もしくは思うときは深呼吸するようにしましょう。
(『広辞苑』より)
(3)「齷齪」の語源
「齷齪」とは、本来は「歯と歯のすき間」のことをいった言葉です。
歯と歯の間は狭いことから、「心が狭い」といった意味として使われるように。
そこから、さらに意味を変え、「せかせかと」という意味になりました。
歯間の狭さから転じた齷齪。
想像をはるかに超える言葉であることは間違いありません。
読み方も、本来はあくせくではないです。
本来は「あくそく」と読みますが、これも転じて「あくせく」となりました。
(『広辞苑』より)
(4)「齷齪」の使い方
最後に、「齷齪」の使い方をみていきましょう。
「齷齪していても何も始まらない」
「齷齪して仕事をしていても、何にも身にならない」
「どうでもいいことに齷齪していても時間のムダだ」
自身の目安にもなるので、どのように使うのか覚えておくといいですよ。
(『広辞苑』より)
コツコツのイメージがある「齷齪」。
せこせこしながらでは、いい結果はついてきません。
落ち着いて行動し、齷齪ではなく、コツコツ積み上げていきましょう。
(恋愛jp編集部)