(2)「薄」ってどう読むの?
ではさっそく「薄」の読み方について見ていきましょう!
たった一文字で表される漢字「薄」、実は「すすき」と読むのです。
ちなみに、「芒」という漢字でも表わせますよ。
「芒」だったら知っている!という人もいるかもしれませんね。
よい機会なので「薄」もほうの「すすき」も暗記しておいてください。
(『広辞苑』より)
(3)「薄」の意味
「薄」は「群がって生える草の総称」です。
また「いね科の多年生草本」という意味もあります。
毎年宿根から新芽を生じて高さ2メートルに達するのです。
葉は線状で尖っており、秋に花穂が十数枝を分かち黄褐色を呈します。
小穂の下部に白毛があり、絹糸状をなしている。
「尾花」といい、秋の七草の一つになっています。
(『広辞苑』より)
(4)「薄の穂にも怯(お)づ」とは
「薄」を使ったたとえで、「薄の穂にも怯づ」という言葉があるのをご存知でしょうか。
逃亡者などの心が常に安定せず、薄の穂が動くと追跡者ではないかと恐れます。
心が落ち着かず、わずかなことにもおじけ恐れるたとえなのだそうです。
「薄」の読み方や意味に合わせて、このたとえもインプットしておきましょう。
(『広辞苑』より)
秋に「薄」を見かけるたびに、難読漢字を思い出し復習の機会をもってください。
「うすい」としか読めなかったのに、「すすき」と読めるようになりましたね。
このように少しずつ知識を積み重ね、漢字マスターを目指してみましょう!
(恋愛jp編集部)