(2)「独楽」の意味
「独楽」は誰もが一度は見たことがあるはずですが、改めて意味をご紹介しましょう。
「独楽」とは、丸い木製の胴に心棒を貫き、心棒を軸として回転させる子どものおもちゃを意味します。
お正月の遊びとして多く使用されてきたため、新年の季語でもある言葉です。
また、「こま」とは、古名である「こまつぶり」が短縮された読み方。
本来は「独楽」と書いて、「こまつぶり」「こまつくり」という読み方がされていました。
(『広辞苑』より)
(3)「独楽」の種類
「独楽」は地方によって形が異なり、種類が多いのも特徴のひとつ。
一般的な形状の独楽は「江戸独楽」と言い、東京で作られているようです。
他にも、青山県津軽地方で作られるすり鉢型の独楽を「ずぐり独楽」、熊本では高音を発する「唐独楽」「雷独楽」が有名な模様。
また、木製ではなく、鉛や鉄で作った「貝独楽(ばいごま)」や、厚紙で花の形を模した「花独楽」などもあります。
(『広辞苑』より)
今回は、「独楽」の読み方や意味について調べてみました。
「独楽」の種類は非常に多いため、調べてみることで、その地方の特徴や日本の歴史を垣間見ることができそうです。
興味のある方は、ぜひ詳しく調べてみてくださいね。
(恋愛jp編集部)