こうとも書くの?!【章魚】食べているのに読めない漢字、ヒント:海にいます

こうとも書くの?!【章魚】食べているのに読めない漢字、ヒント:海にいます

(2)「章魚」の読みは「たこ」が正解

「魚」という漢字がつくため、海の生き物というヒントで魚系を想像したかもしれません。
しかし、お伝えした「蛸」というヒントから正解を導き出せた方も多いのではないでしょうか?

そう、「章魚」の読み方は「たこ」なのです。
「この漢字は知らなかったな……」という方は、多いのではないでしょうか。
(『広辞苑』より)

(3)「章魚」の意味は?

「章魚」とは、「頭足綱八腕目の軟体動物の総称」です。
体は頭・胴・腕の三部からなり、腕は八本で口のまわりに生え、各腕には吸盤があります。

頭には二つの眼、その反対側に噴水孔があり、墨汁嚢をもち炭を噴いて敵から逃げるのです。
全体は紫褐色または灰色をしており、煮ると色素が変色して赤くなります。

また、「胴突(どうつき)の別称・たこどうつき」、「蛸会社・蛸配当の略」という意味もあるのです。
(『広辞苑』より)

(4)「章魚」を使った言葉について

「章魚の糞で頭にあがる」は、「自分だけは自慢しているが、他人から卑しめられるたとえ」。
蛸の糞が頭にあると想像していうそうです。

「章魚の友食い」は、「同類が互に食い合うことのたとえ」になります。
(『広辞苑』より)

まさか「蛸」以外に「たこ」を表す漢字があったなんて……衝撃ですね。
漢字自体はあなたもよくご存知だと思うので、覚えやすいことでしょう。

「蛸」は「章魚」とも書けるよね!なんて自慢すると、周りが一斉に携帯で調べはじめるかもしれませんよ。

(恋愛jp編集部)