(2)「須く」の読み方は?
「須く」は「すべからく」と読みます。
「すべからく」なんて言葉、日常会話では耳にしないかもしれません。
そのため読み方がわかっても、どんな意味になるのか見当もつかないでしょう。
そこで、「須く」の意味について次で詳しく解説していきます。
(『広辞苑』より)
(3)「須く」の意味は「当然」
「須く」とは、「為すべくある」のク語法で、「為べくあること」の意。
多くの場合、下の「べし」と呼応するため、すべきこととして・当然という意味です。
社会人なら知っておくべき漢字なので、しっかりインプットしておきましょう。
(『広辞苑』より)
(4)「須く」を昔の人はどんな使い方をしたの?
では「須く」という漢字について、昔の人はどんな使い方をしていたのでしょうか。
三宝絵詞では「抑説き給う経の文についてすこぶるうたがひあり。須くあながちおぼつかなさをあきらめむ」と使われています。
さらに徒然草では、「須くまづ其の心づかひを修行すべし」と使用。
また、「学生は須く勉強すべし」とも使われています。
(『広辞苑』より)
「須く」を「すく」と読んでしまったあなた、次は正解できるようにしておきましょう。
とはいえ、漢字部分が4文字で「すべからく」と読めるなんて、衝撃を受けたのではないでしょうか。
こんな難しい漢字を知ってしまったら、誰かに自慢したくなりますね。
(恋愛jp編集部)