(2)「御御籤」の意味
「御御籤」とは、ことの吉凶を占う「くじ」を指します。
一般的な「御御籤」は、吉凶を記した多くの串を箱や筒に入れておき、小さな穴から振り出して取る形式です。
ただし、現在では箱に吉凶を書いた紙を入れて直接手で取るものや、動物の形をした置物に紙を忍ばせたものなど、多くの種類があります。
可愛いデザインの「御御籤」も多く、参拝に来たらつい引いてしまうという方も多いでしょう。
(『広辞苑』より)
(3)「御御籤」の由来
「御御籤」の読み方や意味がわかったところで、漢字の由来も調べてみましょう。
「籤」とは、古くから神様の意志を占う方法のひとつを意味する言葉です。
こよりや竹串などにあらかじめ印を描いておき、抜き取った1本によって吉凶や勝敗を決めていました。
この「籤」に「御」をつけることで、神仏・天皇・貴人に属するものであることを示せるのです。
「御御籤」と「御」をさらに重ねているのは、「御籤」を丁寧に言い表した言葉であると考えられます。
(『広辞苑』より)
今回は「御御籤」の読み方や意味、由来について調べてみました。
初詣でよく見かける「御御籤」は、神様によるありがたいお言葉であると考えられます。
「御御籤」の結果を心に留めて行動するように心がければ、福がもたらされるかもしれませんよ。
(恋愛jp編集部)