こうはなりたくない?!【零落れる】この漢字、自信をもって読めますか?

こうはなりたくない?!【零落れる】この漢字、自信をもって読めますか?

(2)「零落れる」とはどのような状態のこと?

「零落れる」とは、身分や生活状態が下がって、みじめになる。零落するという状態です。
これは正直、誰しもなりたくない状態でしょう。

たとえば、以前交際していた彼と再会したとき、零落れた状態であれば心底悲しいでしょう。
見た目も生活スタイルも零落れた状態は、いいとは言えません。

ちなみに、「零落」と書くときは「れいらく」と読みます。
(『広辞苑』より)

(3)「零落れる」の語源

読み方である「おちぶれる」の語源を見ていきましょう。
それは「おちぶれる」のもうひとつの書き方である、「落魄れる」にポイントがあります。

先ほども挙げましたが、魄は“たましい”をさし、プラスマイナスが存在。
よく見る“魂”はプラスのたましいに、“魄”はマイナスのたましいをあらわします。

マイナスのたましいが落ちる=気力も何もかも落ちることから、おちぶれるという語源が誕生しました。

魄(たましい)が落ちる、まさにおちぶれにピッタリですね。
「零落れる」の「零」は、「れい」以外に「おちぶれる」「わずか」という意味があります。

意味から、こちらの字も使われるようになったのでしょう。
(『広辞苑』より)

生涯、このような状況にはなりたくない「零落れる」。
どんなときも前を向いて、屈することなく進むようにしたいものです。

豆知識として、まわりの人にも教えてあげてくださいね。

(恋愛jp編集部)