(2)「昧旦」はどこの時間帯のこと?
ある時間帯のことを「昧旦」というのですが、どの時間帯が予想できますか。
朝?昼?夜?真夜中?
正解は「夜明け」です。
夜の暗闇に、太陽の光が昇り始めるあの瞬間が「昧旦」に。
薄暗さの中に、黄金のような輝きを放つオレンジ色のグラデーションは見ていて感動です。
そこに星があると、さらに雰囲気がよくなりますね。
そのほかの意味として、「あかつき」もあります。
昧旦が見られるのは、夜明け前に起きていることが前提。
とくに元旦の昧旦はご利益があるので、はじまりの昧旦は大切ですよ。
(『広辞苑』より)
(3)「昧旦」と似た意味をもつ言葉
夜明けという意味をもつ「昧旦」ですが、ほかの言葉でもあらわすことができます。
似た言葉を集めてみたので、ぜひ参考にしてください。
「昧爽」「夜明け」「暁」という言葉です。
それぞれの意味も合わせて見ておきましょう。
「昧爽」は、「夜明け。暁。未明」
「暁」は、「夜を3つに分けたときの第3番目。宵・夜中に続く。今はやや明るめをさしますが、昔は夜が明けようとするとき」
「夜明け」は、「夜が明けるとき。東の空がしらんで、うす明るくなってくるころ」
(『広辞苑』より)
可愛い読み方をする「昧旦」。
読み方以外にも「昧旦」がさす時間帯も神秘的であるため、すべて完璧な漢字です。
昧旦が見られる時間帯に起きていたら、その日一番の朝日を全身で浴びてくださいね。
(恋愛jp編集部)