(2)「良人」は「夫」と同じ!
「良人」ですが、よく知られている「夫」と同じです。
広辞苑によると、「妻をもつ男。婚姻関係における男子」を「良人」と言います。
ちなみに、「りょうじん」は「いい人。賢い人」と言いますが、「夫」とも言うようです。
「良人」はどう読もうが、配偶者のいる男性であることには変わりません。
(『広辞苑』より)
(3)「おっと(良人)」の由来
どのようにして「おっと」という言葉が生まれたのでしょうか。
おっとは、「をひと(男人)」の音便によって生まれました。
音便とは発音をしやすいよう音が変わることをいい、音捉便である「ひ」が「っ」となり「おっと」となったのです。
昔の言い方と今の言い方が違うものも多くありますよね。
その多くは「おっと」のように、音便によって言い方が変わっているのかもしれません。
(『広辞苑』より)
(4)「良人」という呼び方も時代とともに変化
結婚した男性の呼び方は「良人」をはじめ、「旦那」「主人」があります。
親世代であれば、このような名称で呼んでいる方も多いでしょう。
しかし、今は名前で呼ぶほうが多くなっているようです。
共働きも増え、男女の在りかたも変わってきたことが大きいでしょう。
あなたの家庭では、どのように呼び合っていますか?
(『広辞苑』より)
配偶者の男性をさす「良人」。
「夫」のように「良人」も使えるので、使う場面があった際はぜひ使ってみてください。
誰もが興味津々で聞いてくることでしょう。
(恋愛jp編集部)