(2)「席」の意味
「席」の読み方がわかったところで、意味についても調べてみましょう。
「席」とは、「座る場所」「会合の場席」「座席」を指す言葉です。
そのため、「せき」という読み方をするときと同じ意味をもつ言葉となっています。
また、「席」は「藺(い)・蒲(がま)・藁(わら)・竹などで編んだ敷物の総称」です。
主に藁で編んだものを指すため、「席」というと藁製のものが多いとも言われています。
(『広辞苑』より)
(3)「席」を使用した慣用句
「席」は座る場所や敷物を指す言葉ですが、あまり耳にする機会がない言葉ですよね。
ですが、「席」を使用した慣用句は、聞いたことがあるという方も多いはず。
その慣用句とは、「針のむしろ」という言葉です。
「極めて安らかでない場席」や「苦痛極まりないところ」を意味します。
「疑われて針のむしろに座る思いだった」というように「座る」という動詞をつけて使用する場合が多いです。
ですが「疑われて針のむしろだ」と、動詞をつけずに使用することも可能となっています。
(『広辞苑』より)
今回は、「席」という漢字の読み方や意味について紹介しました。
「せき」と読む場面が多いかもしれませんが、この機会に異なる読み方を覚えておけば、いざというときに役立つはず。
ぜひ「席」のもうひとつの読み方を覚えておいてくださいね。
(恋愛jp編集部)