(2)「湯湯婆」はどんな防寒グッズ?
湯湯婆とは、中にお湯を入れ、寝床などに入れて足や体を温めるのに用いる道具のことです。
亀の甲羅のような形をした楕円形をしています。
容器の素材は金属や陶器、プラスチックとさまざまな素材でできており、バリエーションも豊富です。
湯湯婆=昔のものではなく、現代でも大活躍しています。
また、SGDsにも特化しているので、環境にも優しい防寒グッズです。
それ以外にも災害時に役立つため、ひとつ持っておくと便利でしょう。
(『広辞苑』より)
(3)「湯湯婆」の由来
湯湯婆に、なぜ「婆」という漢字が使われているのか不思議ですよね。
じつは「婆」には「妻」や「母親」という意味があります。
妻や母親のぬくもりを感じながら寝るように、そのぬくもりをお湯に代え、容器に入れて寝ることから「湯婆」とつきました。
日本には室町時代に伝わってきましたが、湯婆だけでは通じなかったようです。
湯婆は容器のことだと解釈され、お湯を入れて使うことから「湯湯婆」となりました。
つまり、思い込みから“湯湯婆”という言葉は生まれたようです。
実際、湯婆より湯湯婆のほうがしっくりくるような気がしますね。
(『広辞苑』より)
専用の容器にお湯を入れて体を温める「湯湯婆」。
湯湯婆を入れると、寒い布団の中はすぐ温めることができます。
電気もいいですが、お湯の力を借りてエコな暮らしをするのもいいかもしれませんね。
(恋愛jp編集部)