なぜ食欲が止まらなくなるの?
生理前に現れる不調を「月経前症候群(PMS)」と言います。
さまざまな症状があり、症状の表れ方はその月によって違うことも。
もちろん個人差もあります。
症状は主にココロの不調とカラダの不調に分けられます。
ココロの不調だとイライラしたり、気分が落ち込みやすくなったり。
カラダの不調だと、肌が荒れたり、胸が張って痛かったり、またむくみやすくなったりすることも。
PMSは、排卵後生理になるまでの期間に、卵胞ホルモン(エストロゲン)や黄体ホルモン(プロゲステロン)ら2つの女性ホルモンの変動が影響しているとされています。
そして卵胞ホルモン(エストロゲン)は“食欲中枢”に影響を与え行き過ぎた食欲を抑える役割もしています。
月経前になるとホルモン量が下がっていくのですが、これにより食欲に歯止めがかかりにくい状態になると言われています。
もともと女性ホルモン値が高い人ほどその差が大きくなることで気分にも影響が大きくでることも……。
誰のせいでもなく、“そういうカラダの仕組み”と捉えることが大切でしょう。
PMSを我慢しすぎないで
生理前は不調を感じやすいとき。
そのため、あまり無理せずに「今は生理前だから」と割り切って、リラックスして過ごしてみるのもありかもしれません。
また、PMSは生理の悩み以上に一人で抱え込んでしまいがち。
「病気じゃないから我慢しなくては……」と思わずに、PMS症状が「辛いな」と感じたら、専門家の先生に相談してみるのも選択肢の一つです。
生理前の期間を、心地よく過ごせるようになるとよいですね。
(恋愛jp編集部)