生理中じゃないのに、なんだか眠いしだるいし、PMSのような症状が……。
そんな体調の変化を感じたことはありませんか?
それは気のせいではないかもしれません。
今回は“排卵日の体調の変化”に焦点を当てて、なぜそのような症状が起こるのかをご紹介します。
〈記事監修医師プロフィール〉
『はらメディカルクリニック(不妊治療専門クリニック)』院長の宮﨑薫
ノースウェスタン大学産婦人科(米国シカゴ)研究助教授を経て、帰国後は生殖医療専門医として「最先端の医療で、最短の妊娠を」という方針のもと、患者様それぞれの身体の状態、さらには社会的状況などに応じて、患者様一人一人に合った治療にあたっている。
『はらメディカルクリニック(不妊治療専門クリニック)』院長の宮﨑薫
ノースウェスタン大学産婦人科(米国シカゴ)研究助教授を経て、帰国後は生殖医療専門医として「最先端の医療で、最短の妊娠を」という方針のもと、患者様それぞれの身体の状態、さらには社会的状況などに応じて、患者様一人一人に合った治療にあたっている。
【お悩み】仮病女呼ばわりされて…
二次性徴を終えた辺りから、生理期間中以外で、排卵期付近にも体調が変化するようになりました。
胸が張って痛い、頭痛、だるさ、腹痛、腰痛……出血がないだけで、生理中とほぼ変わらないほど。
不運なことに、私が二次性徴を迎えたころは「排卵日も体調が優れない人間がいる」ということが広く認知されていませんでした。
そして、母親は排卵が体調に影響しないタイプだったため、「生理でもないんだから気のせい」と取り合ってくれず。
今でこそ、女性ホルモンの影響で排卵日に体調を崩す人もいることを知りましたが、当時は「すぐに体調が悪くなる仮病女」という目で見られるのが辛かったです。
(35歳/主婦)