婚姻届を提出していないけれど、夫婦同然の生活をしている“事実婚”。
法律上の手続きが無いところが特徴的ですが、なぜ入籍せず事実婚を選ぶのでしょうか?
そこでMOREDOORでは、実際に事実婚を経験した方々にインタビューをしてきました!
事実婚を始めたきっかけは?
『結婚という枠にとらわれずに恋人感覚で気楽にパートナーと暮らして行きたかったから。』
(44歳/会社員)
『同じ会社で働いていて、産休に入る時に相手方が責められないように。』
(23歳/会社員)
『お互いに離婚歴があり、結婚となると親戚関係でややこしかったり、籍を入れると何かと手続きが面倒だったりするから。』
(46歳/保育士)
事実婚の障壁は?またその乗り越え方は?
『やはり親世代にとっては理解できないようで反対があった。
とりあえず反対する気持ちは分かるが、見守っておいてほしいとお願いして、押しきった。
子どもは結婚するしないには特にこだわらない様子だった。』
(46歳/保育士)
『自分の両親がよく思わなかったけれど、自分の人生だからと説明した。』
(45歳/会社員)
事実婚のメリットは?
『結婚していないので離婚も無い事が最大のメリット。』
(44歳/会社員)
『自分の中で嫌なことや困難なことが相手との間に起こると、どうせ他人だしと割り切ることができる。』
(40代/病院受付)
『法的な手続きをしなくていい。』
(46歳/保育士)
事実婚のデメリットは?
『家族関係と証明する物がないので病院関係などは説明するのに一苦労。』
(35歳/自営業)
『まだ理解の少ない世の中なので事実婚であると話すと、内縁関係などとネガティブに捉えられること。』
(42歳/無職)
『社会保障が家族として受けられない点。』
(45歳/会社員)
「パートナーとの絆が深まったかも」と思う瞬間は?
『結婚(入籍)って本当に必要?と互いに意見が一致した際に絆が深まったと感じた。
私は結婚=親孝行という感覚で捉えていて、正直私は自身の幸せを最優先したい考えなので世間や親の価値観とは異なった。
こうした価値観をパートナーに伝えたところ、パートナーも私の価値観に共感してくれたので、この女性とならば一生共に楽しく人生を歩めるなと素直に感じた。』
(44歳/会社員)
『自身の家族がけがをして入院などとなったときに、結婚はしていないけども本当に自分の母のように親身になりケアをしてくれたところ。』
(42歳/無職)
どんな方に事実婚はオススメ?
『自分の資産を守りたい人。』
(45歳/会社員)
『相手がバツイチでお子さんがいる方にはお勧めだと思う。
相手のゴタゴタに巻き込まれたくないので、いいと思った。』
(40代/病院受付)
『一生パートナーと恋人感覚で過ごして行きたいと思っている人や、あらゆる面で責任を負わず気楽に人生を歩みたい人に。』
(44歳/会社員)
一人一人異なる結婚観
パートナーと恋人感覚でいたい人、自分の資産を守りたい人……と、オススメの要素が幅広くありましたね。
事実婚を選ぶ際に、しっかりとパートナーとの話し合いを経ていることが事実婚カップルの共通点でした!
夫婦のあり方は人それぞれ。
みなさんは今回のインタビュー結果を、どう感じましたか?
(MOREDOOR編集部)
調査主体:MOREDOOR編集部
調査方法:インターネット上のアンケート調査
調査期間:2022年8月8日
有効回答数:10人の男女