男「触れちゃいけない?」女「辛いけど言えない」見逃されがちな職場の”生理問題”を改善する実証実験を開始!!

男「触れちゃいけない?」女「辛いけど言えない」見逃されがちな職場の”生理問題”を改善する実証実験を開始!!

生理による不調があっても、職場で話しにくく、我慢しているという方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、「わたしの暮らし研究所株式会社」が行う経済産業省の補助事業『生理用品設置をきっかけにしたコミュニケーションデザイン事業』を紹介!

実証実験に参加した「株式会社プラザクリエイト」の取り組みです。
それでは早速、内容を紹介していきます。

生理についての理解を深める


生理についての理解は、まだまだ浸透していないと感じることはありませんか?

『生理用品設置をきっかけにしたコミュニケーションデザイン事業』は、ジェンダー関係なく、より多くの人が快適な毎日を過ごすことができる社会を目指すための取り組み。
その一環として、オフィスに生理用品を設置し、社員向けのオンラインセミナーを実施する実証実験を行いました。

実証実験とは……


従業員の約半数を女性が占める「プラザクリエイト」が、この実証実験に参加。
ジェンダーを超えて働きやすい組織をつくるきっかけになるのではという思いから始めました。

実証実験は、生理用品ケースの設置と、社員向けのオンラインセミナーの実施です。

オンラインセミナーでは、生理の基礎知識や働く上での困りごと、コミュニケーションのハードルについての講義。

そして、「生理についてどんなふうに話せばいいの?」をテーマに、社員を加えてパネルディスカッションを行いました。

社員の声


セミナーに参加し、約7割が「みんなが気持ちよく働ける環境を考えていきたい」と回答しました。

他にも、「学校の授業で習って以来、知識をアップデートする機会がなかったので、貴重な学びの機会となった」や「生理だけじゃなくて、育児や介護の負担などもカジュアルに話せることで、気持ち面での負担を減らせたらいい」というコメントが寄せられました。

働きやすい環境へ

女性は生理を「相談してはいけない」と思っており、男性は「触れてはいけないこと」と思っていることが多く、平行線のままだったのかもしれません。
これからの社会では、ジェンダーを超え、誰もが働きやすい環境を整えることが大切!

生理について共有することから始めると、もっと働きやすい環境に変わっていくかもしれませんね。