女性の働き方改革は進んでいるとはいえ、キャリアと家庭の事情や体のケアのどちらかを諦めなくてはならない状況になりがちな日本。
そこで今回は、「株式会社Cradle」が開始した法人向けサービス『Cradle(クレードル)』を紹介!
企業のダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン(以下、DEI)の推進支援を目的としたサービスです。
それでは早速、内容を紹介していきます。
『Cradle』って?
DEIやヘルスケアについてのオンラインセミナーや、従業員のヘルスケアサポートなどを提供する法人向けのサービスです。
従業員だけではなく、その家族も利用できます。
サービスの主な内容な2つ。
・DEIオンラインセミナー
DEIのキーパーソンや専門医などをゲストに迎え、毎月オンラインセミナーを開催。
企業でのダイバーシティの重要性、生理・妊娠・出産など女性の健康課題やライフプランなどについて理解を深め、従業員が自身のライフプランとキャリアを両立しやすい環境づくりをサポートします。
・従業員のヘルスケアサポート
日本全国の85施設以上(2022年10月現在)の産婦人科・不妊治療・乳腺科などの医療機関と提携し、がん検診など自由診療における婦人科検診の特典提供など、適切なサポートにつなげます。
DEIを世の中の当たり前に……
「株式会社Cradle」は、「DEIを世の中の当たり前にし、誰もが自分らしく輝ける社会をつくる」をミッションに掲げる会社。
代表のマリ尾崎さん(スプツニ子!さん)は、「ダイバーシティに関するさまざまな発信も続け、すべての人々が性別に関係なく自由に挑戦できる社会の実現を強く願い続けてきた中で、新しいチャレンジとして『Cradle』というサービスを立ち上げました。サービスを通じて、より多くの人々の働き方や生き方を変え、男女ともにチャンスを活かせる社会を作っていきたいと思っています」と語っています。
「パナソニック コネクト株式会社」が導入決定
導入を決めた「パナソニック コネクト株式会社」は、DEI推進の重要性や、女性活躍の基盤となる女性特有の健康課題について、本人だけでなく、全社員のリテラシーを高めることが重要だと考えています。
その支援の一つとして、今回のサービスを導入。
さらに、「全国の医療機関との連携により、ヘルスケアサポートを受けることができる」という点も導入を決めたポイントの一つとのこと。
日本を代表する企業が導入することで、他の企業へのDEI推進が加速されるかもしれませんね。
DEIへの理解と共有へ!
DEIに関する理解や知識が共有されることで、従業員一人一人の選択肢を増やすことに繋がるかもしれません。
キャリアとライフプラン、どちらかを選択せざるを得ない立場を経験された方もいるのではないでしょうか?
このサービスを通じて、キャリアとライフプランの両立が当たり前となる社会の実現を期待したいですね。