女性の管理職登用や社会復帰の後押しが推進される日本。
一方で、“男性を取り巻く環境”はどうなっているのでしょうか……?
そこで今回は、MOREDOORに寄せられた「男性特有の生きづらさ」エピソードをご紹介します。
繁忙期に優遇されるのは……
会社で繁忙期に入り、慌ただしくしている時期のことです。
私の部署は男性所員4名と女性の事務員さん1名の計5人体制で活動していました。
普段は定時で上がる事務員さんですが、繁忙期に入り女性の事務員さんが仕事を捌ききれなくなっており毎日残業していました。
そこで上司が『家庭もあるのだし、女性をあまり遅くまで残業させるのは良くない』と言い出し、私たち所員に事務員さんの仕事を分担させました。
その結果事務員さんは帰るのは早くなりましたが、男性陣は普段の業務プラスでその事務員さんの仕事をしていたため、いつもより残業することになりました。
家庭があるのは私たちも一緒なのですが、『男性は残業しても大丈夫』というような考え方を持つ人もいるため、男性としての生きづらさを感じました。
(30歳/会社員)
“男性”は残業しても大丈夫?
繁忙期に『女性を残業させるのは良くない』と言い出した上司。
本来仕事はチームでしていて、家庭があるのは一緒なのに“男性だけが残業する”のはなぜOKだったのでしょう……?
ジェンダーギャップ指数の背景には
内閣府男女共同参画局の発表によると、2022年のジェンダーギャップ指数で、世界146カ国中116位と先進国で最低レベルの日本。(内閣府男女共同参画局総務課HPより引用)
▶︎引用元:内閣府男女共同参画局総務課によるジェンダーギャップ指数2022
その背景には、こうした「男性が遅くまで仕事を担うのは当たり前」といった“男性への固定観念”も関係しているのではないでしょうか。
みなさんはこのエピソード、どう感じましたか……?

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※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
(MOREDOOR編集部)