ゲイの方を対象にした調査でわかったことって?LGBT向けパートナー紹介サービス『リザライ』

ゲイの方を対象にした調査でわかったことって?LGBT向けパートナー紹介サービス『リザライ』

LGBTの方々の出会いの場は、まだまだ難しい問題があるようです。

そこで今回は、LGBT向けパートナー紹介サービス「リザライ」が、5年前と比較した最新のデータ(※)をご紹介していきます。

(※2017年5月~2018年4月と2022年5月~2023年4月の新データを比較)

「リザライ」って?

LGBT向けパートナー紹介サービスです。

将来を共にできる同性パートナーとの真面目な出会いをサポートするサービス。

入会時に本人確認と意思確認を行い、紹介からお見合いまでをサポートしています。

LGBTのパートナー選びの実態



「リザライ」によるゲイの方々を対象にした会員数の調査と5年間の比較調査によると、30代の割合が9.1%増加しています。

また、平均年齢は37.5歳から35.9歳へ。

このことから、20代後半から40代前半の会員数が増加していることがわかりました。

出会いの手段がインターネットだけではなく、「リザライ」のような結婚相談所型のサービスが浸透してきているのかもしれません。

社会に求められていること

以前、「リザライ」が会員に実施したアンケートでは、「セクシュアルマイノリティの方が生きやすくなるためには何が必要か」という質問に対して、「一般の方の理解」「法改正」という回答が多くありました。

セクシュアルマイノリティに対しての理解がまだ十分ではないことと、当事者の多くが望んでいる「家族を持ちたい」「一生を共にできるようなパートナーがほしい」という思いに、法整備をはじめとした社会の対応が追いついていないと考えられます。

自由な選択ができる社会を!

LGBTの方々にとって、出会いの場が少ない現状があるようです。

だからこそ、「リザライ」のような真剣なお付き合いや人生のパートナーとの出会いというハッキリとした目的のある出会いの場が、利用され始めているのかもしれません。

また、LGBTの方々が自由な選択ができる社会を作っていくことも、課題としてありそうですね。

(MOREDOOR編集部)