排卵日や生理前に出血が…!半年ごとの通院でわかった“疾患”とは

排卵日や生理前に出血が…!半年ごとの通院でわかった“疾患”とは

生理の出血は毎月のことなので、慣れてしまっているという方は多いでしょう。

しかし、生理以外の日に出血があるとちょっと不安になってしまいますよね。

そこで今回のMOREDOORでは、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。

監修医

▶︎新見正則医院

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Aさんの場合……

20代の頃から生理痛は重く、PMSもあり、生理が4、5日ほど遅れることもありました。

それが30代に入った頃から、排卵日や生理前に出血をするようになりました。

そのことが気になり、半年ごとの通院をしていたら卵巣の肥大が見つかりました。

どんな治療を受けましたか?

初めは定期検診のエコーで見つかり、その後MRI撮影で精密検査をしました。

結果、チョコレート嚢胞だったので低用量ピルの服用をして、今は小さくなってきています。

大したことのない症状でも、定期通院をすすめてくれる医院でよかったです。

世の女性陣へ伝えたいことは?

いつもと違うことが起きたら、なるべく早く診てもらってください。

大したことないと感じる症状でも、それが病気に発展してしまうこともあります。

※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。

生理で違和感を覚えたときは医師に相談を

排卵日や生理前の出血は、チョコレート嚢胞だったというAさん。

Aさんはピルの服用によって症状がよくなってきているようです。

皆さんも、毎月の生理で違和感を覚えたときは、早めに医師に相談してみてくださいね。

今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけの話」をお届けしました。
※監修医:新見正則医院院長、新見正則

※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。
必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
(MOREDOOR編集部)

新見正則

新見正則

新見正則医院 院長

新見正則医院院長。

1985年慶應義塾大学医学部卒業。98年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。

2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。

20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。

現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。

新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。

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新見正則の生き方論は以下の最新刊も参考にしてください。

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