家族「大丈夫?」安定していた月経周期が乱れた…!→婦人科を受診して”判明した疾患”とは

家族「大丈夫?」安定していた月経周期が乱れた…!→婦人科を受診して”判明した疾患”とは

生理の予定が早まったり遅れたり、という経験をしたことがある女性もいるでしょう。

月経周期が安定しないときは、身体にトラブルが起きている可能性も……。

そこで今回のMOREDOORでは、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。

監修医

▶︎新見正則医院

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Dさんの場合……

私は、初潮からずっとカレンダーに次の生理日を記入しておけるくらい月経周期が安定していました。

しかし、あるときから月経周期が狂い始め、生理日でもないのに出血するようになりました。

怖くなって婦人科に行ったところ、子宮にポリープができていたのです。

ポリープは3つもあり、そこから出血していると言われました。

どんな治療を受けましたか?

10年前に胃がんの手術をしていたため、念のため病院は大きなところを選びました。

内視鏡でポリープを取って検査してもらいました。

その結果、悪性ではなかったことがわかり安心しました。

結果がわかるまで、とても怖かったです。

その後は、定期的に検診を続けています。

また、家族には「子宮にポリープができていて悪性かどうか、取って検査すると医師から言われた」と話しました。

家族は「大丈夫?」と心配し励ましてくれました。

世の女性陣へ伝えたいことは?

自分の体のことは、自分しかわからないので、しっかり観察しておくことが大事です。

生理以外に出血があったり、経血量が多いと感じたりしたときは早めに婦人科へ行ってください。

※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。

「いつもと違う」と感じたときは早めに婦人科へ

生理周期が狂い始め不正出血があったのは、子宮内のポリープが原因だったというDさん。

Dさんはポリープを切除し検査をした結果、悪性ではなかったようで本当によかったです。

皆さんも、生理が「いつもと違う」と感じたときは、早めに婦人科で診てもらってくださいね。

今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけの話」をお届けしました。
※監修医:新見正則医院院長、新見正則

※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。
必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
(MOREDOOR編集部)

新見正則

新見正則

新見正則医院 院長

新見正則医院院長。

1985年慶應義塾大学医学部卒業。98年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。

2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。

20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。

現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。

新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。

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新見正則の生き方論は以下の最新刊も参考にしてください。

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