子どもが欲しいけど、なかなか授からず悩んでいる方もいるでしょう。
避妊をしていないのに妊娠しないのには、婦人科疾患が隠れている可能性もあります。
そこで今回のMOREDOORでは、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。
監修医
Hさんの場合……
私の場合は、両側卵管水腫でした。
結婚してしばらく経つのに、子どもを授かる気配がなく、婦人科へ行き病気に気づきました。
水っぽいおりものが多いような気はしていましたが、痛みなどの自覚症状はありませんでした。
どんな治療を受けましたか?
卵管造影検査、子宮鏡検査、MRI、子宮のフローラ検査などをしました。
その合間に排卵を起こす注射をしたり、排卵を促す薬を飲んだりしていました。
最終的には体外受精のために、自己注射をしました。
世の女性陣へ伝えたいことは?
不妊治療は孤独との闘いだと思います。
どんなに頑張っていても、近くにいる夫にすらすべて理解してもらえることはないと思います。
たまに、SNSで同じように戦っている方と情報交換したり、愚痴をこぼしたりすると心が落ち着きます。
※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。
悩んだときは早めに医師に相談を
子どもを授かる気配がなかったのは、両側卵管水腫が原因だったというHさん。
Hさんは最終的には体外受精のため自己注射をしたようですね。
皆さんも妊娠しづらかったり、おりものに異常を感じたりしたときは、早めに医師に相談してみてくださいね。
今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけの話」をお届けしました。
※監修医:新見正則医院院長、新見正則
※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。
必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
(MOREDOOR編集部)