【これはPMS?それとも…妊娠!?】症状が似ている理由と、見分けるポイントを解説

【これはPMS?それとも…妊娠!?】症状が似ている理由と、見分けるポイントを解説

妊娠初期は、精神的にも身体的にも不調を感じやすい時期です。
気分の落ち込みやイライラ、だるさや腹痛など……

これって何かに似ていませんか?
そう、生理前に悩まされるPMS(月経前症候群)です!
ふたつが似ているのには理由があるんです。

クイズを通して確認してみましょう!

早速クイズ!

解説!

妊娠初期の症状と、PMS。
どちらともプロゲステロンと呼ばれる“女性ホルモンの増加”によって引き起こされるものです。

プロゲステロンは排卵のあとに分泌量が増え、
そのことによって基礎体温は上がり、身体が妊娠の準備をします。

これにより妊娠初期もPMSも、乳房の張り、痛み、強い眠気、疲れやすさ、だるさ、といった身体的な症状や抑うつ気分、イライラ、不安感、涙もろいといった精神的な症状が出てきます。

どうやって見分けるの?

このように妊娠初期の症状とPMSは似ていますが、見分けられないと困りますよね。

【見極めるポイント】
つぎの症状がある場合は妊娠の可能性があります。

・生理予定日になっても基礎体温が下がらず、高温期が続く場合
・着床出血と呼ばれる、生理よりも少ない出血がある場合
・おりものの量や色が変化した場合

ただ、自分では判断できないケースもあるでしょう。
気になることがある場合は、早めに産婦人科へ相談してくださいね。

監修医

▶︎新見正則医院

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イラスト出典:性教育いらすと

性教育いらすと代表佐藤ちと様Twitter

ライター

草案

助産師:MellowingCokeめい

(MOREDOOR編集部/イラスト:性教育いらすと)