妊娠初期は、精神的にも身体的にも不調を感じやすい時期です。
気分の落ち込みやイライラ、だるさや腹痛など……
これって何かに似ていませんか?
そう、生理前に悩まされるPMS(月経前症候群)です!
ふたつが似ているのには理由があるんです。
クイズを通して確認してみましょう!
早速クイズ!
解説!
妊娠初期の症状と、PMS。
どちらともプロゲステロンと呼ばれる“女性ホルモンの増加”によって引き起こされるものです。
プロゲステロンは排卵のあとに分泌量が増え、
そのことによって基礎体温は上がり、身体が妊娠の準備をします。
これにより妊娠初期もPMSも、乳房の張り、痛み、強い眠気、疲れやすさ、だるさ、といった身体的な症状や抑うつ気分、イライラ、不安感、涙もろいといった精神的な症状が出てきます。
どうやって見分けるの?
このように妊娠初期の症状とPMSは似ていますが、見分けられないと困りますよね。
【見極めるポイント】
つぎの症状がある場合は妊娠の可能性があります。
・生理予定日になっても基礎体温が下がらず、高温期が続く場合
・着床出血と呼ばれる、生理よりも少ない出血がある場合
・おりものの量や色が変化した場合
ただ、自分では判断できないケースもあるでしょう。
気になることがある場合は、早めに産婦人科へ相談してくださいね。
監修医
ライター
草案
助産師:MellowingCokeめい
(MOREDOOR編集部/イラスト:性教育いらすと)