妊娠初期に出血!これって大丈夫?

妊娠初期に出血!これって大丈夫?

妊娠初期は、さまざまな身体の変化が起こります。

少量の出血がおこることもあります。
初めてのことだと不安になってしまう場合もあるでしょう。
知識をつけることで、少しでも不安を小さくしましょう!

妊娠初期の出血って?

解説!

少量の出血は、30%ぐらいの妊婦さんが経験すると言われています。

子宮や膣内はとてもデリケートにできているため、とっても刺激に敏感。
そのため出血することは珍しいことではないんです。
少量の出血でしたら、流産に結びつくケースも稀でしょう。

どんな時に気をつけるべき?

それでも「赤ちゃんは大丈夫?」と心配になるかもしれません。
もし次のような症状がある場合は、早急に産婦人科にかかりましょう。

・多量の出血がある場合
・強い痛みを伴う場合

場合によっては救急車に乗る必要も。
かかりつけ医に相談しましょう。

流産は誰のせいでもない

妊娠初期は、流産の多い時期です。
そして、ほとんどは受精卵の異常によって起こります。
防ぎようのないことであり、誰のせいでもありません。

もし流産を経験することがあっても、決して自分を責めないでくださいね。

イラスト出典:性教育いらすと

性教育いらすと代表佐藤ちと様Twitter

ライター

草案

助産師:MellowingCokeめい

監修医:新見正則医院院長、新見正則

1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。
2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。
2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。
現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。
新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。
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(MOREDOOR編集部/イラスト:性教育いらすと)