【性交渉の後に出血!】パートナーに心配され病院で受診…→検査の結果“意外な疾患”が見つかった!

【性交渉の後に出血!】パートナーに心配され病院で受診…→検査の結果“意外な疾患”が見つかった!

婦人科系の悩みは周囲の人にも相談しにくいもの。

違和感を覚えても、「大したことない」と放置している方もいるのではないでしょうか。

そこで今回のMOREDOORでは、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。

監修医

▶︎新見正則医院

▶︎ネットメディア記事掲載実績

Oさんの場合……

私の場合は、子宮筋腫と子宮頸がんでした。

性交渉の後、少量の出血がありましたが、気にしていませんでした。

しかし、あるとき痛みはないもののかなりの出血量があり、心配したパートナーに「病院に行きなさい」と言われ検査をすることに。

その結果、子宮筋腫が出血の原因と判明。

一緒におこなったがん検診でも子宮頸がんが見つかりました。

どんな治療を受けましたか?

詳しい検査をして手術をすることに。

子宮筋腫は子宮の外側にできるやっかいなものであったため、子宮頸がんの切除と一緒に子宮も取ることになりました。

子宮頸がんは、初期の段階で上皮内がんだったので、その後の抗がん剤や放射線の治療はありませんでした。

治療にあたっては、何度も医師と納得できるまで話し合いました。

病院は、子宮頸がんの治療実績が多く、家から通いやすいところを選択。

手術後通院しやすく、家族が見舞いに来やすいという点も大事です。

世の女性陣へ伝えたいことは?

少量の出血でも軽く思わずに検査を受けてください。

婦人科系に限らず、がんは早期発見でその後の治療も大きく変わります。

また、病気がなく健康なうちに医療保険に入ることも考えて欲しいです。

治療には、とにかくお金がかかります。

※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。

違和感を覚えたときは早めに病院へ

性交渉の後の出血は、子宮筋腫と子宮頸がんが原因だったというOさん。

Oさんは子宮頸がんと子宮を手術で切除する治療を受けたようですね。

皆さんも、日々の生活で体に違和感を覚えたときは、早めに医師に相談してみてくださいね。

今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけの話」をお届けしました。
※監修医:新見正則医院院長、新見正則

※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。
必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
(MOREDOOR編集部)

新見正則

新見正則

新見正則医院 院長

新見正則医院院長。

1985年慶應義塾大学医学部卒業。98年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。

2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。

20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。

現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。

新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。

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新見正則の生き方論は以下の最新刊も参考にしてください。

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