誤解してない?“妊娠検査薬”の使い方

誤解してない?“妊娠検査薬”の使い方

ドラッグストアなどで手軽に購入できる妊娠検査薬。
妊娠を望んでいる人も、そうでない人も、使う可能性があるものです。

ですが正しい使い方を教わった経験のある方は稀かもしれません。

妊娠検査薬の正しい使い方って?

解説!

妊娠検査薬は、妊娠ホルモンとよばれるhCGの量を尿から検出することで判定します。
そのためタイミングが早すぎると、分泌量が少ないために正しく判定ができません。
生理予定日から一週間後を目安に使用するようにしましょう。

(妊娠検査薬には使用時期が記載されています。メーカーが推奨する時期を確認してください)

使い方を知っておこう!

ここで妊娠検査薬の使い方を確認しましょう。

①妊娠検査薬に尿をかける
②平らなところに置いて、判定を待つ
③陽性の場合は妊娠している可能性あり

使用するときは、取扱説明書を読んでから使用しましょう。

産婦人科へお早めに

妊娠検査薬はあくまで参考。
正常な妊娠かどうかは医師に判断してもらうことが大切です。
陽性反応が出た場合はすぐに産婦人科を受診し、検査を受けてくださいね。
婦人科と混同してしまう方がいるので、ご注意を。

イラスト出典:性教育いらすと

性教育いらすと代表佐藤ちと様Twitter

ライター

草案

助産師:MellowingCokeめい

監修医:新見正則医院院長、新見正則

1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。
2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。
2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。
現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。
新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。
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(MOREDOOR編集部/イラスト:性教育いらすと)