性感染症のひとつである、梅毒。
性行為を行ったことがある人は誰しもリスクのある病気です。
近年、患者数が増加していることを知っていましたか？
あなたの身体を守ることができるのは、あなた自身です。
正しい知識を身につけることから始めましょう！
梅毒って？
解説！
粘膜や皮膚が、感染部位と直接触れることで感染します。
性器を膣へ挿入する性行為はもちろん、それ以外の性的な行為によっても感染することも……
例えばオーラルセックス（性器と口の接触）の場合、口の中に梅毒の菌が入ることで感染します。
同様にアナルセックス（性器と肛門の接触）も感染するリスクがあるため、注意が必要でしょう。
感染対策は？
梅毒は感染していても、初期段階で症状が現れないケースがあります。
以下のような対策を心がけることが大切でしょう。
コンドームの使用
オーラルセックスやアナルセックスの場合でも、正しく使用しましょう。
定期的な性感染症の検査
定期的に検査を受けることで、早期発見を心がけましょう。
パートナーとのコミュニケーション
お互いの健康を守るために、オープンなコミュニケーションが大切です。
性感染症の既往歴や、検査の結果を共有しましょう。
早期発見が大切！
妊娠を希望するカップルはとくに注意が必要です。
妊娠中に感染すると、胎児にも影響を及ぼすリスクがあるからです。
定期的に検査を受けることで、早期発見を心がけましょう。
「不治の病」として恐れられてきた梅毒ですが、今は治すことができる病気です。
しかし長いこと放置すると、重篤な病気に進行するリスクがあるのも事実です。
そのため早期発見が何よりも大切でしょう。
定期的な検査を心がけ、少しでも異常を感じたときは産婦人科を受診してください。
ライター
草案
助産師：MellowingCokeめい
監修医：新見正則医院院長、新見正則
1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得（Doctor of Philosophy）。
2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授（外科学、移植免疫学、東洋医学）。
2013年イグノーベル医学賞受賞（脳と免疫）。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。
現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。
新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。
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