近年、患者数が増加している梅毒。
ニュースで耳にしたことがある人も多いかもしれません。
しかし実際の症状については、あまり知られていないですよね。
気づかずに他の人にうつしていた…なんてことも。
まずは梅毒の症状について知ることから始めましょう。
梅毒の症状って?
解説!
初期症状として、発疹が手のひらや身体全体に現れることがあります。
この時にかゆみや痛みはなく、自然に発疹が消えることも。
しかし放置すると症状は進行し、より深刻な問題を引き起こすため注意が必要です。
また口や性器にも感染し、そこに小さなしこりができることがあります。
しこりは痛みを伴わず、できては消えることを繰り返すことが特徴です。
対処法は?
梅毒の症状かも?と思った場合、性病科や感染症科に相談しましょう。
以下のような病院を受診することも可能です。
・産婦人科(女性の場合)
・泌尿器科(男性の場合)
・耳鼻咽喉科(のどに症状がある場合)
・皮膚科(皮膚に症状がある場合)
治療法は?
治療法としては、抗菌薬の内服や注射、点滴などがあります。
内服治療の場合、治療期間は医師の指示をしっかりと守りましょう。
症状が改善しても自己判断で内服をやめないことが大切です。
そして感染拡大のため、医師の許可が出るまでは性行為は控えるようにしましょう。
早期発見が大切!
梅毒は治療しないまま放置すると、重い症状をもたらすリスクがあります。
そのため早期発見、早期治療がとても大切です。
定期的な検査を心がけ、普段からコンドームを正しく使用しましょう。
ライター
草案
助産師:MellowingCokeめい
(MOREDOOR編集部/イラスト:性教育いらすと)