【不正出血】の量と頻度が増えて恐怖を感じ婦人科を受診⇒その結果”がんの一歩手前”だった

【不正出血】の量と頻度が増えて恐怖を感じ婦人科を受診⇒その結果”がんの一歩手前”だった

ホルモンバランスの乱れなどにより、不正出血を経験したことがある方も多いのでは?

なかには、不正出血がきっかけで病気が判明した方もいるようです。

そこで今回は、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。

監修医

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Bさんの場合……

Bさんが気づいたきっかけは、不正出血だったそうです。

初めはそれほど気に留めていませんでしたが、頻度と量が増えていくにつれて恐怖を感じ、婦人科を受診。

そこで、子宮頸がん一歩手前の高度異形成という診断を受けることになったのです。

どんな治療を受けましたか?

経過観察も選択肢にはあったものの、早まった進行やがんへの発展、転移の可能性を考慮し、手術を勧められたそうです。

手術は子宮頸部円錐切除という方法で、子宮の入口周囲を切除するもの。

全身麻酔で痛みを感じず、意識が飛ぶため記憶も残らないということです。

世の女性陣へ伝えたいことは?

子宮頸がんは、健康診断の婦人科検診で早期に発見が可能な病気です。

しかしBさんの場合、新型コロナウイルス感染症の影響で健康診断の日程が延び、その間に病状が進行してしまったそうです。

早期発見の場合、経過観察から始まり、進行しないケースもあるとのこと。

もし何か異常を感じたら、慌てず病院へ行くことをおすすめしています。

違和感があるときは早めに婦人科へ

不正出血の量と頻度が増えたのは、子宮頸がん一歩手前の高度異形成が原因だったというBさん。

体に何か違和感がある時は、早期発見のためにも婦人科に足を運ぶことが大切です。

皆さんも、違和感を覚えたときは早めに婦人科で受診してみてくださいね。

今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけのお話」をお届けしました。


※監修医:新見正則医院院長、新見正則
※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。
必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

(MOREDOOR編集部)

新見正則

新見正則

新見正則医院 院長

新見正則医院院長。

1985年慶應義塾大学医学部卒業。98年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。

2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。

20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。

現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。

新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。

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