『生理痛かと思ったら…?』腹痛で夜も眠れず病院を受診すると<疾患>が判明!

『生理痛かと思ったら…?』腹痛で夜も眠れず病院を受診すると<疾患>が判明!

生理痛に悩まされていませんか?

なかには、生理痛かと思っていた腹痛が、別の疾患の痛みだったという方もいるようで……。

そこで今回は、「疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。

監修医

▶︎新見正則医院

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Jさんの場合……

数年前、私は生理痛と似た痛みを感じましたが、その痛みは通常よりも鋭く感じました。

お腹の真ん中に痛みがあったため、生理痛とは違うなとは思ったものの他に思いあたらず……。

痛みは夜中に激しさを増し、眠れないほどでした。

翌朝病院を受診し検査の結果、虫垂炎だと告げられました。

どんな治療を受けましたか?

手術ではなく点滴治療で済むことに。

1週間にわたって毎日点滴を受けることになり、最初の1、2日はおかゆ以外の食事が制限されました。

伝えたいことは?

虫垂炎は非常に痛みますが、我慢できないほどの痛みがあればすぐに病院へ行くことが大切です。

点滴治療を続けることで痛みは軽減し、1週間で回復することができました。

手術よりも比較的楽な治療法でした。

違和感があるときは早めに専門家へ

生理痛と似た痛みは、虫垂炎が原因だったというJさん。

適切な対応を取ることで、体の負担を減らすことにつながります。

皆さんも、「お腹の痛みが強い」「鋭い痛みがある」など違和感を覚えたときは早めに専門家へ受診してみてくださいね。

今回は「疾患に気づいたきっかけのお話」をお届けしました。


※監修医:新見正則医院院長、新見正則
※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。
必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
(MOREDOOR編集部)

新見正則

新見正則

新見正則医院 院長

新見正則医院院長。

1985年慶應義塾大学医学部卒業。98年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。

2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。

20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。

現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。

新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。

最新刊『フローチャート整形外科漢方薬』はAmazonで三冠(臨床外科、整形外科、東洋医学)に輝きました。

新見正則の生き方論は以下の最新刊も参考にしてください。

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