生理のとき体調に異変が生じた経験はありますか?
なかには、貧血で倒れてしまう方もいるようで……。
そこで今回は、「生理でつらい思いをしたエピソード」をご紹介します。
修学旅行中に……
高校二年生のとき、修学旅行中に生理から来る貧血で倒れて救急搬送されました。
その日は気温が高く、また生理2日目ということも相まって激しい腹痛を感じていました。
まっすぐ立っていることも出来ず、集合写真を撮影するときに倒れてしまいました。
(36歳/会社員)
その後の対応は?
搬送された総合病院で点滴をしつつ、半日だけ安静して滞在先のホテルに戻りました。
生理だったことと、前日あまり睡眠をとっていなかったこと。
そして気温30度の暑さで倒れたことが原因だろうと担当医から言われましたが、とくに目立った治療は受けていません。
生理痛を抑えるための鎮痛薬だけ処方されました。
世の女性陣へ伝えたいことは?
生理中は貧血になりやすいので、無理な行動は避けた方がいいです。
寝不足も影響するため、普段以上に睡眠時間は多くとった方がいいと思います。
夏の暑さも堪えるので、涼しい環境で行動することも大切。
体調が優れないときは……
無理をせずに体を休めることは、健康維持や日常生活のパフォーマンスにもつながります。
生理中はできるだけ安静に過ごすと体に負担がかからないかもしれませんね。
今回は「生理でつらい思いをしたエピソード」をお届けしました。
※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。
※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。
監修医:新見正則医院院長、新見正則
1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。
2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。
2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。
現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。
新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。
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