夏本番!ちょっとした体調不良、実は【熱中症】かも…!?熱中症の原因や予防のポイント

夏本番!ちょっとした体調不良、実は【熱中症】かも…!?熱中症の原因や予防のポイント

猛暑日が続き、熱中症が気になる季節!

そこで今回は、熱中症の専用相談窓口もあるアプリ「HELPO」を担当する医師・看護師に、熱中症予防のポイントや注意するべき点について教えてもらいました。

教えてくれたのは、加藤卓浩医師(ヘルスケアテクノロジーズ所属)と松尾祐吾看護師(ヘルスケアテクノロジーズ所属)です。

それでは早速、内容をご紹介していきます。

◎HELPO

熱中症の症状は?


一口に熱中症と言っても、その重症度や症状によって分類され、症状に合わせた適切な対処方法が必要となります。

軽症(熱失神・熱痙攣)

大量に汗をかくとともに、めまい・立ちくらみ・こむら返り・顔色が悪い・筋肉痛などの症状。

このような症状が出た場合は、涼しい場所で水分補給をしましょう。

中等症(熱疲労)

全身のだるさ・脱力感・頭痛、吐き気・嘔吐・ごく軽い意識障害などの症状。

このような症状が出た場合は、病院を受診しましょう。

重症(熱射病)

意識障害・反応が鈍い・言動がおかしい・けいれん、反応が鈍いなどの症状。

この時点では汗はかいておらず、皮膚は乾燥しています。

このような症状が出た場合は、すぐに救急車を要請しましょう。

予防方法は?


熱中症予防には、ゆったりした衣服や吸汗・速乾性素材の衣服を着用すること、また日傘や帽子などを利用し熱くなりにくい装いをすることです。

また、のどが渇く前にこまめに水分補給をし、塩分摂取も忘れずにしましょう。

他にも、「熱い場所や激しい運動を避ける」「冷房設備を適切に使用」「適度な休息と栄養」「体を暑さに慣らしておく」ことが大切です。

熱中症に注意が必要な方は?


朝ごはんを食べない方は要注意です。

必要な水分の半分は食事から摂っているので、水分摂取の機会を失っていることに……。

また、寝ている間に500ml~600mlの水分を失っていると言われています。

朝食を抜くと、活動に必要な水分だけではなく、睡眠中に失った水分の補充もできていないため、熱中症になる危険性が高まります。

熱中症を知ること!

熱中症について知っておくことが、予防や対策につながりそうですね。

判断や対処法、受診をするべきか迷った場合は、24時間365日いつでも医師や看護師、薬剤師などの医療の専門家に相談できる、ヘルスケアアプリ「HELPO」の機能「健康医療相談チャットサービス」を活用するのもよいかもしれません。

熱中症の専用相談窓口もあるので、活用してみてください!

◎HELPO

(MOREDOOR編集部)